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韓国での「放射線被曝医療セミナー」を実施

 韓国には約3千人の被爆者が在住しているが,被爆後67年を経過し高齢化が進んでおり,より日常的に,安心して適切な医療を受けられる環境整備が望まれている。
 また,福島第一原子力発電所事故により,放射線被ばくの健康影響について国内外の関心が高まっている。
 これまで韓国で豊富な活動実績と経験があるNASHIMと共同で,韓国で被爆者治療に従事している医師等医療関係者に対し,広島・長崎の被ばく者医療の最新の知見とともに,福島第一原子力発電所事故への対応や健康影響についてのセミナー等を実施した。
 HICAREの韓国でのセミナー開催,また,海外でのNASHIMとのセミナーの共同開催は,いずれも初めてであった。

期間

平成25(2013)年2月19日(火)~21日(木)

構成員

大久保 利晃
(おおくぼ としてる)
HICARE会長,放射線影響研究所 理事長
児玉 和紀
(こだま かずのり)
HICARE幹事,放射線影響研究所 主席研究員
谷川 攻一
(たにがわ こういち)
HICARE幹事,広島大学大学院 救急医学 教授
宮﨑 泰司
(みやざき やすし)
NASHIM運営部会委員,長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 教授

山脇 明
(やまわき あきら)

HICARE総括書記
広島県健康福祉局被爆者支援課 参事

羽田 敏明
(はだ としあき)

HICARE書記
広島県健康福祉局被爆者支援課 専門員

セミナーの概要

(1) 内容 

講演1HICAREの紹介及び
原爆放射線の健康影響調査における最近の研究成果
大久保 講師
講演2福島第一原子力発電所事故の対応谷 川 講師
講演3福島の原子力発電所事故による被曝レベルとリスク児 玉 講師
講演4原爆被爆者のための医療宮 﨑 講師

 

(2) 開催日時及び場所等
 日時 2月20日(水)
 場所 プレジデントホテル(ソウル市)

KIRAMS院長との意見交換

KIRAMS院長との意見交換

KIRAMS幹部との意見交換

KIRAMS幹部との意見交換

セミナーで講演する大久保会長

大韓赤十字社事務総長との意見交換

セミナーで質問に答える谷川講師

セミナーで質問に答える児玉講師

セミナーで講演するNASHIM宮崎講師

質疑応答の様子

質疑応答の様子

講演会の様子