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アメリカ(ロサンゼルス)でHICARE現地被爆者医療研修会を実施

HICAREは、広島県が広島県医師会の協力を得て実施した在外被爆者健康相談等事業にあわせて、現地被爆者医療研修会を実施しました。医師、看護師、健診ボランティア等を中心に27名の参加がありました。

 

研修概要: 

令和6(2024)年10月12日

 開催日場所 (対象者)内容
10/12

大里メディカルクリニック

 

① 被爆者は今~被爆79年~

 講師 松村 誠

 広島県医師会会長(HICARE理事)

② 福島県「県民健康調査」結果概要

講師 神谷 研二  

 放射線影響研究所理事長(HICARE会長)

③ 在外被爆者への援護施策

講師 北原 加奈子

 広島県健康福祉局長(HICARE幹事)

 

①松村理事による講演

②神谷会長による講演

③神谷会長による講演

④北原幹事による講演

成果等:

◯ 現地で被爆者医療に携わる医師等の高齢化が進む被爆者の状況にかかる理解を深めることができた。

◯ 広島が有する原爆放射線の影響にかかる最新の知見や福島第一原子力発電所事故以降、福島県により実施され た「県民健康調査」を通じて得られた知見を広めることができた。

○ 研修会に出席した現地医師等から、「被爆者のおかれた状況を改めて知ることができた。」「放射線の影響にかかる最新の知見を知ることができ有意義だった。」「福島原発事故から避難する際、身体的な影響だけでなく、精神的な影響もあったという話に興味を持った。精神科医として、自分自身でも研究してみたいと思った。」「放射線影響研究所の研究成果が全世界で利用されていることを知ることができた。研究者に敬意を表したい。」といった感想があった。