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IAEA(国際原子力機関)協働センター(Collaborating Centre)*として2回目となる指定更新が行われました。
署名式では、Abdel May Wahab部長がIAEAを代表して,神谷会長がHICAREを代表して署名しました。
また今後4年間のワークプランについてHICAREリエゾンオフィサーである児玉代表幹事と永田幹事,および土肥特任理事を交えて協議しました。
日 時 | 2022年11月11日(金)13時30分~12時00分 (協議2022年11月10日(木)11時30分~12時30分) | |
場 所 | リーガロイヤルホテル広島 12階 「アイリス」 | |
出席者 | IAEA(国際原子力機関) | メイ・アブデル・ワハブ |
HICARE | 神谷 研二 HICARE会長 (広島大学副学長,HICARE会長) 土肥 博雄 HICARE特命理事 (広島赤十字・日赤病院 名誉院長) 児玉 和紀 HICARE代表幹事 (放射線影響研究所 業務執行理事) 永田 靖 HICARE幹事 (広島大学病院 放射線治療科 教授) および事務局長他 |
*協働センターとは
IAEAの求める高い技術力を持つ機関が協働センターとしての指定をうけ、IAEAと協働して研究・技術開発・研修等に関するプロジェクトを推進するもので、HICAREは平成26年5月に初めて3年の期間で指定されました。
HICAREのIAEA(国際原子力機関)協働センター(Collaborating Centre)*1指定更新のセレモニーが、天野 之弥IAEA事務局長の出席により、IAEA本部において行われました。
日 時 | 2017年11月3日(金)15時30分~(現地時間) | |
場 所 | IAEA本部 (ウィーン) | |
出席者 | IAEA(国際原子力機関) | 天野 之弥 (IAEA事務局長) アルド・マラバシ (IAEA事務局次長兼原子力科学・応用局長) メイ・アブデル-ワハブ (IAEA原子力科学・応用局保健部長) |
在ウィーン国際機関日本政府代表部 | 松尾 裕敬公使 | |
HICARE | 田代 聡 (広島大学原爆放射線医科学研究所教授,HICARE幹事) 濱﨑 幹也 (放射線影響研究所研究員(HICAREからIAEAへ派遣中) |
■ 内容
〇 天野IAEA事務局長から,田代HICARE幹事に,IAEAコラボレーションセンター指定を証するプレートが授与されました。
〇 田代幹事が,HICAREは,今後もIAEAと協働して,①生物学的線量評価,②緊急被ばく医療,③最先端の放射線治療の3つの分野における,人材育成と共同研究を通じて,世界の被ばく者医療に貢献を進めたいとする平松恵一HICARE会長挨拶を代読しました。
田代HICARE幹事(左)と天野事務局長
平成26年5月、HICARE(放射線被曝者医療国際協力推進協議会)は、IAEA(国際原子力機関)の協働センター(Collaborating Centre)*1として指定されました。国内では,放射線医学総合研究所(千葉市)に次いで2番目となり、HICAREのようなコンソーシアムに対する協働センターの指定は,IAEA初となります。
これを記念して、平成26年5月26日(月)、リーガロイヤルホテル広島において、指定記念式典およびセミナーを行いました。(セミナー詳細については「普及啓発」へ)
*1 協働センターとは
IAEAの求める高い技術力を持つ機関を,協働センターとして指定し,IAEAと協働して研究・技術開発・研修等に関するプロジェクトを推進するもの。
■指定記念式典
広島県知事,広島市長らの立ち合いのもと,IAEAヒューマンヘルス部長 レティ・チェム氏からHICARE大久保会長へ認証プレートが授与されました。
今後は,広島が培った被爆者医療の総合力のもと,認証プレートに刻まれている「Capacity Building in Radiation Effects and Human Health(放射線の影響と人の健康に関わる人材の育成)」に関する事業でIAEAと協働し,更なる国際貢献を目指します。
認証プレートを中央に 左から,土肥理事,平松理事,松井市長,大久保会長,チェム部長,湯﨑知事,浅原広島大学長,松村理事