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韓国・嶺南大学医学部から医師1名を受け入れ、1か月の研修を行いました。
韓国・嶺南大学医学部生理学科
准教授 ヨン・ウーン・キム
平成18(2006)年11月6日~11月29日
広島大学病院
(財)広島原爆障害対策協議会
(財)放射線影響研究所
平和記念資料館ほか視察
河野広島大学医学部長(右)、山根講師(左)と
放射線生物影響研修
HICARE の研修を受けながら、日本では原爆のような大きな災難について国家や社会がどのように責任を取り、管理しているのかについて知ることができるよい機会をいただいたと思いました。チェルノブイリ原発事故を見ても分かるように、戦時でなくても被曝の災害はいつ、どこででも発生しうる可能性があり、各国はそのような災害がおきた時の素早い対応法や事故後の管理について、HICAREが実施している国際協力プログラムを積極的に活用し、準備していくことが必要だと思います。
私は、肥満や糖尿病を初めとした代謝疾患関連全般を研究しています。私の研究の要点は、1)レプチン耐性をどのように改善できるか、2)どのような環境要因が体重調整に影響を与えるか、3)どのような遺伝的背景が肥満を誘発するのか、ということです。