活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国・被爆者医療短期研修団(医師2名)を受け入れ

韓国大韓赤十字社の原爆被害者診療協定病院で医療に携わる医師2名を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

バン・ゴンホ (潘 健鎬)
慶熙医療院 精神健康医学科 教授

チョン・ユンホン (千 侖弘)  
慶尚大学病院 リウマチ内科 臨床講師

研修期間:

平成25年(2013年)7月8日~7月12日

研修機関(研修日程順):

広島大学病院(高度救命救急センター)
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島赤十字・原爆病院
広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
放射線影響研究所
広島原爆障害対策協議会
その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

原爆ドーム前で

爆心地にて

広島大学病院高度救命救急センター 廣橋伸之准教授(左端)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 神谷研二教授(奥)と

広島赤十字・原爆病院呼吸器科 有田健一部長(右奥)と

広島原爆被爆者援護事業団 鎌田七男理事長(右端)と

放射線影響研究所 山田美智子臨床研究部健診科長(左端)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(左端)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長より修了証を受け取るバン医師

同じく修了証を受け取るチョン医師

所 感:

◆私は長年にわたり,長崎大学と,主に被爆者の精神的な影響について交流してきました。この度の研修では,被爆者についての概要や被爆者医療について,詳しく知ることができたので大変有益でした。
 今後,在韓被爆者と2世,3世に関する情報を,大韓赤十字社を通じて入手したり,韓国の被爆者の血液サンプルも日本のように保管されているのか確認するつもりです。また,最近の遺伝子研究の一分野である,テロメア浸潤に関する研究を日・韓共同で行うよう働きかけたいと思っています。

◆来日するまでは漠然と想像していただけの原爆の被害を直接目で見て,肌で感じ,詳しい説明を聞くことができたのは非常に貴重な体験でした。また被爆者への体系的な治療・援護体制を知ることができ,大変有益な研修でした。韓国に戻ってからは,被爆患者さんに対し,彼らの苦痛を心から理解し,より温かい気持ちで診療することができると思います。
 今後,被爆者における自己免疫疾患(リュウマチ,関節炎,全身性エリテマトーデスなど)の発症について,観察及び研究を行いたいと思っています。