トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2000年度~2009年度) > ラトビアからから医師1名を受け入れ
ラトビアのP.ストラデディン大学臨床病院労働・放射線医学センターから医師1名を受け入れ、1か月の研修を行いました。
ラトビア・P.ストラデディン大学臨床病院労働・放射線医学センター
医師 ナタリヤ・クルヤーネ
平成18(2006)年9月11日~10月10日
広島大学原爆放射線医科学研究所 木村教授 (右から2番目)、研修スタッフと
広島大学原爆放射線医科学研究所
(財)放射線影響研究所
広島赤十字・原爆病院
(財)広島原爆障害対策協議会
平和記念資料館ほか視察
放射線障害診断研修
HICAREの研修は非常に組織だっており、よく考えられたものです。
研究施設や臨床施設の最新設備や、整然とした仕事ぶりに感心しました。これからも協力関係を継続して行きたいと思えるような、医師や科学者の皆さんと知り合うことができました。研修機関の同僚の方々はとても親切で、私が興味を持った質問にはいつでも答えようとしてくださいましたし、センター(私の国の)における学術的な問題や臨床的な問題を一緒に考えたりしてくださいました。
このような研修は、研究、臨床、そして教育的活動(指導を含む)に同時に携わっている医師にとっては理想的であると思います。私たちの職場の仕事を有機的なものにし、向上させるのには、このような多数の情報が役立つからです。
私は、ラトビアのリガ市にあるP.ストラデディン大学臨床病院(ラトビアで一番大きな病院)の構成機関である、放射線医学センターに勤務しています。救急科と入院科に、免疫学医・内科医(また、予防病理学医)として所属しています。主な対象者はチェルノブイリ原発事故後処理者です。
また、リガ・ストラディン大学(旧ラトビア医学アカデミー)職業・環境健康研究所でも研究員として活動しており、研究や教育活動に携わっています。
広島市原爆被害対策部 松村部長、大知課長と