活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

米国より医師3名を受け入れ

米国より医師3名を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

1 キンシュク・ダス
  UCLAデイヴィッド・ゲフィン医科大学院 病理学臨床准教授

2 サミュエル・クラーク
  UCデイビス メディカルセンター 救急科 准教授

3 ケビン・アンドラス
  ロサンゼルス郡救急医療システム 基幹病院メディカルディレター 救急医

研修期間:

平成27年(2015年)7月13日~7月16日

研修機関(研修日程順):

広島大学病院(高度救命救急センター)
広島赤十字・原爆病院
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
広島原爆障害対策協議会
放射線影響研究所
その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

広島大学病院高度救命救急センター

廣橋伸之准教授(左奥)と

広島赤十字・原爆病院

加世田俊一副院長(右奥)と

広島大学原爆放射線医科学研究所

稲葉俊哉所長(右端)と

倉掛のぞみ園

鎌田七男園長(右端)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター

藤原佐枝子所長(左端)と

放射線影響研究所疫学部

グラント副部長(左端)と

放射線影響研究所放射線生物学/分子疫学部

林奉権副部長(左端)と

放射線影響研究所にて研修修了証授与式

左からクラーク医師、ダス医師、林副部長、アンドラス医師

所感:

◆研修は大変よくまとまった、ためになるものでした。放射線被曝の急性的および慢性的な影響について、また緊急被ばく対応について学びました。この研修プログラムは原爆が長崎と広島へもたらした壊滅的な影響を示すことによって、世界平和を推し進めてきました。私にとって今回の経験は大きなものであり、決して忘れません。講義を行って同僚と情報共有するつもりです。

◆この研修コースはとても独特なものでした。長年研究してきた専門医から学ぶ放射線被曝についての研修と色々な場所への視察について感謝します。今回学んだことについて、今秋、地元の緊急医療関係者へ講義を行う予定です。