活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国から医師1名を受け入れ

韓国・嶺南大学病院から医師1名を受け入れ,放射線被曝医療に関する約1か月間の研修を行いました。

受入研修生:

ウン・ジョンリョル (殷 鍾烈)
嶺南大学病院 内科部胃腸病学・肝臓病学科 准教授

期 間:

平成21年(2009年)11月22日~12月22日

研修機関(研修日程順):

広島大学病院
その他 平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線生物影響研修

広島大学原爆放射線医科学研究所にて

田代 聡教授(右)と

広島大学原爆放射線医科学研究所での実験

所 感:

 HICARE研修で一ヶ月間広島にいる間,かけがえのない素晴らし経験を沢山させて頂ました。詳しくは知らなかった放射線と原爆について理解を深めたことが何より大切な経験でした。日本に来たのは初めてでしたが,一月の間多くの人と出会い,日本人の考え方や文化に触れて少しは理解できるようになりました。そして広島の町を歩きながら見学した様々な遺産,原爆ドーム,平和記念公園と資料館,市内を流れる美しい川,広島城,宮島の厳島神社と大鳥居,そして近くにある呉市のヤマト博物館などは素晴らしい思い出になると思います。
 
 研修の主内容である広島大学の原爆放射線医科学研究所(RIRBM)で学んだ基礎的研究及び技法は,今後私が韓国で基礎研究を行う際に大変役に立つと思います。実験室での全過程を自分で直接経験できるように配慮して頂き,理論的な背景を詳しく説明してくださった神谷教授,鈴木教授,田代教授に感謝し,豊島先生,孫先生,そしてヨシダさん,シマさんにも特に感謝致します。その他にもお世話になった関係者の皆様にも深く感謝申し上げます。