活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

ベラルーシ・ブレスト内分泌病院から医師2名を受け入れ

 ベラルーシ・ブレスト内分泌病院から医師2名を受け入れ、広島赤十字・原爆病院ほかで1か月間の研修を行いました。

受入研修生:

ブレスト地域内分泌センター
所長 スタニスラフ・グリガロヴィッチ
移動検診団医師 シブタ・ウラジミール

期間:

平成17(2005)年11月18日~12月12日

研修機関(研修日程順):

広島赤十字・原爆病院
(財)広島原爆障害対策協議会
広島大学原爆放射線医科学研究所
武市クリニック
(財)放射線影響研究所
その他の病院

研修内容:

放射線障害診断研修

広島赤十字・原爆病院病理部の研修スタッフと

所感:

スタニスラフ・グリガロヴィッチ:
 印象に残るのは、患者の外来における診察、治療後の経過等をより組織的にフォローしている事です。治療も定期的な観察のもと行われています。
 印象に深く残ったのは、武市院長のクリニックにおける働き振りです。武市院長の医療の方法は、非常にハイレベルなものであり、そこで従事する検査技師、看護師さん達も熟練した人たちでした。院長の甲状腺外科医としての技術も素晴らしいものであり、今回の研修においては、副甲状腺腺腫の手術にも立ち会うことができました。
 広島日赤病院においては、やはりハイレベルな技術の吸引穿刺をされる澤野文夫医師による外来での吸引穿刺にも立ち会いました。吸引穿刺にいたるまで、臨床検査を含め、十分な臨床検査がなされ、各自の治療法が決められていました。
 また、病理部の研修においては、標本の染色法ほか、各疾患の組織、細胞診断法を学びました。特に甲状腺癌、自己免疫性甲状腺炎、結節性腺腫等の病理学的診断を学びました。
 
シブタ・ウラジミール:
 前もって綿密に作られた研修プログラムは、各分野における多くのテーマが含まれていました。
 特に興味深かったのは、臨床面で診察、臨床検査から細胞診にいたる患者を観察する全過程が一貫して実施されていることです。このことは、われわれの日常の臨床活動の中で(移動検診においても)必要な事です。
 広島赤十字・原爆病院や(財)広島原爆障害対策協議会での被爆者検診に関する研修は大変興味深いものでした。
 今回の研修で得た知識を私の臨床活動の中で活かしていきたいと思います。最初に取り組みたいのが被災者情報のデータベース化であり、原発事故被災者のフォローアップ、スクリーニング等に活用していけると思います。