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ブラジルより医師3名,米国から特定看護師1名を受け入れ、放射線被曝者医療に関する研修を実施しました。
1. ブルーノ・リカルド・マーソン (ブラジル)
日伯友好病院 一般外科
2. モアシール・エイジ・オオタガ (ブラジル)
サンタクルス病院・泌尿器科
3. ユージ・マガリャス・イクタ (ブラジル)
パラ-州立大学 家庭医学教授
4. 幡坂 房子 (米国)
大里クリニック 特定看護師
研修生 1, 2, 3
平成30年(2018年) 2月6日~23日
研修生 4
平成30年(2018年)2月13日~16日
<2月6日~2月9日 > 研修生1,2,3
広島大学病院
<2月13日~2月16日> 研修生全員
広島市役所
広島赤十字・原爆病院
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園
放射線影響研究所
広島原爆障害対策協議会
<2月19日~21日> 研修生1,2,3
広島大学 広仁会館
広島大学(高度救命救急センター)
<2月22日~23日> 研修生1,2,3
広島大学原爆放射線医科学研究所
研修生1,2,3
放射線障害診断研修,
緊急被ばく医療国際研修会,
被曝線量推定研修
研修生1,2,3,4
放射線被曝者医療研修
広島大学病院放射線治療科 永田教授(左から2人目)と
広島赤十字・原爆病院 加世田副院長(左から2人目)と
広島市役所 原爆被害対策部 間所調査課長(左奥)と
広島大学 原爆放射線医科学研究所 田代教授(中央)と
広島原爆被爆者援護事業団で前理事長鎌田医師(右)による講義
放射線影響研究所 分子生物科学部 林副部長(左)による講義
広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター 藤原所長(左から2人目)と
広島大学原爆放射線医科学研究所 稲葉教授(左から2人目)より修了証を受け取る研修生
◆何が起きたのかをここに来て、見て、そして感じられたことに、満足していますし深く感謝します。また、単に復興しようという取組みだけではなく、ここで起きたことが二度と再び起きてはならないというメッセージを広める「道標」となろうとする取組みも目の当たりにでき、大変嬉しく心より感謝します。
◆HICAREが核兵器のない平和な世界に向けて推し進めてきた研修は包括的、啓蒙的で総合的なものでした。研修期間は適切だと思いますが、貴重な知識を保つうえでより有益なもっと集中的な研修があると、時間のもっとある若い人がより恩恵が得られるように思います。
◆アメリカ在住の被爆者が財政・医療助成を受けているかどうか確認するつもりです。
もし医療面で不安を持つ人があれば、その人のプライマリーケアサービス側と更なる受給認定について相談するように勧めるつもりです。
◆被爆者の病気の診断や治療における経験と知識と同様に環境と健康への原爆の影響についての研究成果は、他の市州や国々が、想定される放射線関連の事故に対し処理・対応するのを支援し・準備させるために広められるべきです。
そういう意味で、同僚や学生また他の医療従事者が被ばくの犠牲者となった患者に対応できるような訓練と備えをするために研修で得た知識を用いたいと思います。