トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2000年度~2009年度) > 韓国陜川原爆被害者福祉會館から介護士1名を受け入れ
韓国陜川原爆被害者福祉會館から介護士1名を受け入れ、広島赤十字・原爆病院で1週間の研修を行いました。
韓国陜川原爆被害者福祉会館
福祉チーム・リーダー 金光惠
平成17(2005)年11月28日~12月2日
広島赤十字・原爆病院
看護技術研修
金氏(中央)、研修スタッフと
先ず研修を受け入れてくださったHICARE、広島赤十字原爆病院の関係者の皆様に感謝申し上げます。1週間の研修のご感想を述べさせていただきます。
お忙しい中研修を受け入れ、親切にご指導いただいた担当の方々の細心のご配慮で、全く不便なく研修を受ける事ができました。
特に口内ケアに関心がありましたが、担当の方から、「口内ケアは患者とケアサービス者との信頼性が高くないと難しい」との話を聞き、共感できるものがありました。
言語障害のある患者さんが、口内ケアの時に「とても満足している」と、本人の気持ちを手で表現した時にはとても感動しました。
在宅看護患者の場合も、訪問看護サービスを行う看護師と治療を受ける患者、その家族みんなの信頼のうえに看護が行われている事を拝見し、真の看護サービスとは何かについて新たに考えさせられました。
この度の研修は、技術的な面も重要でしたが、人と人との信頼関係を形成していくことこそが大切である事を改めて考えさせられ、原爆による後遺症に苦しむ陜川の被爆者のために、最善を尽くさなければならないと思いました。
最後にもう一度担当していただいた皆様に心から感謝いたします。