活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

米国より医師3名を受け入れ

受入研修生:

1. ステファニー・クレイポー(Dr. Stephanie CRAPO)

   リッジクレスト・リージョナル病院(医長代表)

2. サチン・S・ジャハ(Dr. Sachin S. JHA)

   SJMDソリューションズ(代表)

3. レン・タナカ(Dr.Len Y. TANAKA)

  カピオラニメディカルセンター・フォー・ウィメン&チルドレン(小児科集中治療医)   

研修期間:

令和5年(2023年) 8月28日~9月1日

研修機関(研修日程順):

 広島市役所

 放射線影響研究所(オンライン)

 広島赤十字・原爆病院メモリアルパーク

 広島原爆障害対策協議会

 広島大学原爆放射線医科学研究所

 同研究所実験棟内研修センター

 その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

 放射線被曝者医療研修 (1週間)

 

広島市原爆被害対策部調査課にて

オンラインによる放射線影響研究所の講義 疫学部坂田副部長(右上)と

広島赤十字・原爆病院にて

広島原爆障害対策協議会 健康管理・増進センター上野所長(右から二人目)による施設案内

被爆者か地元淑子さん(右から二人目)による被爆体験講話

広島大学原爆放射線医科学研究所 孫先生(右)と

原爆放射線医科学研究所実験棟内研修センターで廣橋教授(左から二人目)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 東所長(右から二人目)と

所感:

◆歴史的見地、急性期医療面、長期的なフォローアップ、新しい治療や予防の見地から、放射線被曝の医療についての包括的な見識が得られました。

◆(学んだ知識を) 当方の緊急被ばく対応システム(医師・初動部隊)の構築に使う予定です。また、診断用の検査による医療被ばくについての知識も、患者に画像診断を行う際の判断に活かします。

◆放射線と核兵器の日本への、ひいては人間への影響を沢山学びました。

医師として、また健康管理の指導者として、緊急被ばく医療についてもっと学びたいと考えていました。もっと学んでみたい追加研修項目として、除染のデモ演習や同位体、半減期、災害やテロの際の急性・慢性期の管理戦略があげられるだろうと思います。