活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

米国より医師3名を受け入れ

受入研修生:

1 パク・ヒョンスン

     カリフォルニア大学アーバイン校 小児科臨床助教授

2 ロバート レツニク 

  シダーズ・シナイ メディカルセンター 放射線腫瘍部 研修医

3 ジェシカ カルトマン

  NRSA(国立研究サービス賞)プライマリケア保健サービス特別研究員 

  カリフォルニア大学ロサンゼルス校 内科

 

研修期間:

平成29(2017) 年7月24日~7月28日

研修機関(研修日程順):

  広島大学病院 (高度救命救急センター)

  広島原爆障害対策協議会

  広島原爆養護ホーム舟入むつみ園

  広島大学原爆放射線医科学研究所

  広島赤十字・原爆病院

  放射線影響研究所

  その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

広島大学病院高度救命救急センター 廣橋伸之教授(右)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(左)と

原爆養護ホーム舟入むつみ園にて大知園長(左から3人目),有田医師(中央)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 田代教授(奥)と

広島市役所にて, 原爆被害対策部大杉部長(右),間所調査課長(左)と

放射線影響研究所にて 臨床研究部 放射線科山田科長(左)と

所感:

◆医療政策の研究者として、被爆者のための社会的・経済的な制度や支援についての情報が大変興味深かったです。被爆者に提供される包括的なサービスは素晴らしいと感じました。これまで知らなかった多くのことを新たに学びました。 (帰国後は)原子爆弾による人体への健康影響・被爆者への支援について、同僚にレクチャーを行う予定です。

 

◆研修を通じて得た、被爆者ケアのための経験と知識を、複雑な病状に対処するため困難に立ち向かっている多くの家族に対して伝えたいと思っています。

「ヒバクシャ」に見られる回復力は、非常に印象的で人類の心を揺さぶるものです。

医療従事者や家族に、これらについて話をするつもりです。

 

◆放射線腫瘍医として今回の研修は非常に有益でした。

研修の中での講義や議論を通じて多くのことを学びましたが、被曝者医療についての講義を通じて、最先端の研究者や研究機関と交流を持つことができたことが私にとって非常に貴重でした。被ばくの人体影響について、多くの知識を得ることができました。

そしておそらく最も重要なことですが,研修のおかげでこれまで本でしか学んだことが無かった内容に人間性が加味されました。