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韓国の放射線保健研究院(RHRI)から研究者1名を受け入れ、(財)放射線影響研究所ほかで2か月間の研修を行いました。
放射線保健研究院(RHRI)
上級研究員 Meeseon Jeong
平成17(2005)年9月8日~10月31日
(財)放射線影響研究所
(財)広島原爆障害対策協議会
広島大学原爆放射線医科学研究所
Jeong氏(前列右から3番目)と、研修担当のCologne統計部部長代理(前列右から2番目)、研修スタッフと
HICAREの研修を通じて、私の今後の研究にとって大変有益な多くの先進的技術を学びました。研修機関である(財)放射線影響研究所統計部で、私は癌のリスク評価手法に関するすばらしい講義や私の研究への多くの助言をいただきました。また、私は、放射線研究におけるより的確で信頼のおける成果を拝見することができました。他の放射線研究分野との共同研究もまた、大変印象深いものがありました。
広島でお会いしたすべての人々は、大変親切で寛大でした。広島で訪問したすべての場所で、平和への願いを感じることができました。私はこの歴史に残る平和都市を末永く忘れないでしょう。そして韓国の多くの研究者がHICARE研修に参加することができることを希望します。
最後になりますが、私の滞在中に受けた献身的な支援と助力に対して、(財)放射線影響研究所とHICAREに関わるすべての方々に心からお礼を申し上げます。
私は、韓国のRHRI(放射線保健研究院)で放射線の健康への影響に関する研究に取り組んでいます。私は韓国の原子力発電所の業務従事者に関する疫学的研究や、韓国の放射線業務従事者に発生する癌との因果関係の確率に関する研究に携わっています。また、生物学的被曝線量データのための線量反応モデルに関する研究の指揮を執っています。他の研究員のための統計学的なコンサルティングもまた、私の活動のひとつです。