トップページ > 活動状況(年度別) > 活動状況(2000年度~2009年度) > カザフスタン・セミパラチンスクから医師2名を受け入れ
カザフスタンのセミパラチンスク相談・診断センター、セミパラチンスク癌センターからそれぞれ医師1名ずつを受け入れ、1週間の現地視察研修を行いました。
セミパラチンスク相談・診断センター
医局長 ジャナット・モルダガリエファ
セミパラチンスク癌センター
医局次長 アディルクハノフ・タスボラット
平成18(2006)年3月8日~3月11日
土肥HICARE会長と
(財)広島原爆障害対策協議会
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島赤十字・原爆病院
(財)放射線影響研究所
広島大学病院
済生会広島病院
平和記念資料館ほか視察
現地見学研修
HICAREは関係機関との連携がよく取れている、高い使命感を持った組織だと思います。研修環境が大変よく整えられていることに感心しました。研修内容もとても有意義なものでした。放射線に関する知識や診療施設のIT化、現場でのスクリーニングの行い方など、自分の知識を補うことができました。
電子カルテを活用した患者さんの診察は、私達の国でもぜひ導入していきたいと思います。被曝した住民への診察をより慎重かつ丁寧に実施するために、各部門への新しい技術の導入を進めていきたいと思います。今後ともHICAREとの協力関係を続けていきたいと考えています。
HICAREの皆様が、必要な目的や課題のために継続的に仕事をされていることに、尊敬の念を覚えました。
研修プログラムは、研修生の毎日の行動を考慮された上で、入念に計画されています。
日常生活についてもいろいろお世話をしていただき、研修生が広島の文化に触れることができるよう配慮していただいていることに感動しました。これからも協力関係を継続していくうえで、大変心強く感じました。
HICARE首脳部の素晴らしいアレンジはもとより、研修を担当していただいた医師や事務局の方々の誠実な仕事ぶりは特筆に価するものだと思います。
日本とHICAREのますますのご繁栄をお祈り致します。
佐々木HICARE事務局長(左から2人目)、事務局員と