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サンタクルース病院
内科医師 デボラ・メアリ・オカ
研修風景 (広島大学病院)
広島を故郷とする祖父母は、戦前に日本を離れたため、原爆に関して私に伝える事はできませんでしたが、原爆に関しては歴史の本で多少学びました。
しかしながら、ヒロシマの歴史は本で読む以上に深い意味を持つと感じていました。
私はこのたび広島に来て、技術的なことを学びましたが、それ以上に被爆者の苦しみや困難が現在まで続くことがよく理解できました。
私は、原爆被曝者治療の実績及び放射線障害に関する調査研究の成果を踏まえ、HICAREが日本から世界に知識や医療体制を推進していることに感動しました。
私を温かく受け入れた各団体に心より感謝しております。与えていただいたこのたびのチャンスは一生忘れられることはございません。
私はブラジルで主に二つの病院で活動しております。
(1) ブリガデイロ病院では、外来診療、入院患者診療、内科研修生指導をしております。
(2) サンタクルース病院では、内科診療をしております。中には日系人患者や日本人患者が多いため、患者診療や指導は日本語を使って行うことがあります。
その他サンタクルース病院では、さまざまな診療科目において、知的障害者や老人支援団体のボランテイアに参加しております。
平成16年(2004)年10月には、日本医師団と共に被爆者の健康診断を行いました。