活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

韓国より看護師6名を受け入れ

韓国大韓赤十字社の協定病院より看護師6名を受け入れ,放射線被曝者医療に関する研修を行いました。

受入研修生:

 

氏 名所属機関役職等
ユン・ミキュンプサン退役軍人病院看護部長
カン・ミュンジャプサンメディカルセンター看護士長
チェ・ソヒ

コチャン赤十字病院

看護士
チャン・スミ

サンジュ赤十字病院

看護士
リ・ジョンオクソウル赤十字病院看護士

ソン・ションミ

トンヨン赤十字病院看護士長

研修期間:

平成30年(2018年)10月15日~19日

研修機関(研修日程順):

 

広島大学病院(高度救命救急センター)

広島大学原爆放射線医科学研究所

広島原爆障害対策協議会

原爆養護ホーム「舟入むつみ園」

放射線影響研究所

広島市役所

その他平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線被曝者医療研修

広島大学病院高度救命救急センター 廣橋教授(右)と

広島大学原爆放射線医科学研究所 田代教授(中央奥)と

広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター 前田所長(左から3人目)と

放射線影響研究所 疫学部 定金研究員(左奥)と

放射線影響研究所の施設見学の様子

広島原爆被爆者援護事業団 舟入むつみ園大知園長、被爆者(前列)と

舟入むつみ園での有田医師による講義

広島市役所 原爆被害対策部 間所調査課長(左)と

感想:

◆被爆後73年が経過しましたが、その間の被爆者治療実績及び放射線障害に関する調査、研究などの実績に驚きました。このような研究実績は、人類に多く貢献できると思います。

◆広大病院高度救命救急センターの廣橋教授の災難時の活動が印象的でした。また、ICUのシステムもよかったです。

◆被爆者体験談について、広島や日本の各地からの学生が平和学習に訪れるように、韓国でもそのようなプログラムが必要だと思います。

◆帰国したら韓国の被爆者の治療や審査時の財源とシステムについて部員に知らせるとともに、今後起きるかもしれない原子力関連問題や事故など、生活や医療での放射線被ばくについて準備できるシステムや対応方法など熟知して身につけたいです。

◆看護師なので類似教育を減らして病院を見学したいです。

◆放射線医科学研究所の田代教授は、機転の利いたユーモアのある講義で、難しい主題について面白く講義してくださいました。

◆広島大学病院研修時の廣橋教授の講義が印象的でした。楽しそうに講義していてエネルギー溢れる姿に感動しました。養護ホームでは、被爆者と直接会えてよかったし、被爆者がよい環境で楽に過ごしている様子が感動的でした。