活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

モンゴルから研修生1名を受け入れ

 モンゴルから研修生1名を受け入れ、1か月間の研修を行いました。

受入研修生:

モンゴル・シャスティン中央病院 研究・研修担当副院長
核戦争防止国際医師会議(IPPNW)モンゴル支部長
ナイムシュレン・ツブシンバット

期間:

平成18(2006)年7月11日~8月9日

研修機関(研修日程順):

(財)放射線影響研究所
(財)広島原爆障害対策協議会
広島大学原爆放射線医科学研究所
広島大学病院
平和記念資料館ほか視察

研修内容:

放射線障害診断研修(内科学一般)

碓井IPPNW日本支部長(前列左)、柳田HICARE代表幹事(後列右から2番目)、研修スタッフと

所感:

 まず最初に、HICARE関係者の皆様、核戦争防止国際医師会議日本支部(JPPNW)の碓井支部長、横路事務総長他関係者の皆様に感謝を申し上げます。また、(財)放射線影響研究所の錬石臨床研究部副部長、片山情報技術部長にも感謝申し上げます。

 今回の研修では、講義を通して多くの興味深い考え方を学びました。広島大学原爆放射線医科学研究所(RIRBM)という大変アカデミックで、高度な知識を有する先進的な研究所で、私が現在取り組んでいる仕事の方向性に変化を生じさせるような衝撃を受けるとともに、研究の次の段階に移るための大変すばらしい基盤となるものを学ぶことができました。

 RIRBMでは、大変友好的で柔軟性に富んだ人々、例えば、私の新たな見解、思考、将来に向けての新しい考え方を示してくださった、星教授、神谷教授他の研究者の方々から研修を受け、彼らと議論を行う機会に恵まれました。私は、放射線防護、ゲノム、再生医療、幹細胞医療における共同研究を自国で行いたいという考えを持ちました。

 現在は、「原爆放射線の人体影響1992」(要約版)をモンゴル語に翻訳できるように取り組んでいくことが、私の課題です。

 最後に、私をご支援くださった全ての方々にお礼を申し上げますとともに、このような平和的な方法で今後も一緒に活動していきたいと考えています。