活動状況(年度別)

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活動状況(年度別)

カザフスタンから医師1名を受け入れ

 カザフスタン・第一アスタナ市中央診療病院から医師1名を受け入れ、3週間の研修を行いました。

受入研修生:

カザフスタン・第一アスタナ市中央診療病院
血液学科長 ファディム・ケマイキン

期間:

平成19(2007)年1月30日~2月14日

研修機関(研修日程順):

広島大学原爆放射線医科学研究所
広島赤十字・原爆病院
(財)放射線影響研究所

広島大学原爆放射線医科学研究所 木村教授と

研修内容:

放射線障害診断研修(血液学)

所感:

 研修プログラムや快適な滞在を計画していただいたHAICAREの皆様に心から感謝しています。研修は、精密に計画されているプログラムというだけではなく、HICAREの皆さんが心を込めて、詳細なニュアンスまで考慮して作られたプログラムだと思いました。
 ありがとうございました。

カザフスタンでの医療活動:

 私は、カザフスタンの第一アスタナ市中央病院血液科長です。血液科は、あらゆる種類の血液病を抱えている患者に対して、適切な医療を行なっています。患者の50パーセントは白血病です。残りの50パーセントは、貧血症などの患者です。
 病院は最新設備が整ってはいませんが、血液病の医療に関してはよい成果を出しています。今回の研修の間に、広島の医療施設で、血液病の治療に使われる最新の設備を見学しました。今後私の病院でも、血液病の医療のために新しい設備を購入するよう働きかけていきたいと思っています。
 血液学についての専門知識を深めるため、モスクワ・バルナウル(ロシア)、ミンスク(ベラルーシ)で行なわれた研修プログラムに参加しました。