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研修風景
この20日間は、私にとって有意義な時間になりました。
広島赤十字・原爆病院での研修に加えて、いくつかの総合病院や研究機関を訪問するなどして、最新の医療技術を見学しました。研修成果を今後はわが国のために活かしていこうと思っています。
私は、広島に来て初めて、被爆者という概念がわかったように思います。日系人やブラジル人は被爆者に対して適切な対応を施していかなければならないということを学びました。
広島はのどかで道も広々としており、サンパウロとくらべて渋滞があまり見られませんでした。広島は花や緑に溢れ、澄み切った多くの川が街中を流れるとても美しい街でした。広島の「平和大通り」という通りの名前には、平和を求める広島市民の願いが込められたものだと感じ、とても大切な通りだと感じました。
研修期間中、優しくて親切な方々に恵まれて大変幸せでした。
私はブラジルでは、主にサンタクルース病院で医療活動を行っております。(サンタクルース病院は、昔は日伯病院と言われていました。)
患者の診察方法は、日本によく似ています。
一週間に2回又は3回、個人検診や集団検診をしております。 集団検診は、JICAの青年が検診を行っています。
昨年から、広島と長崎の医師と共に、ブラジルに住む被爆者の診察に参加しています。