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ブラジル・日伯友好病院から医師1名を受け入れ、広島大学病院で1か月の研修を行いました。
日伯友好病院
産婦人科 医師
テイイチ・ニノミヤ
平成18(2006)年3月7日~3月28日
広島大学病院
広島共立病院
(財)放射線影響研究所
(財)広島原爆障害対策協議会
放射線生物影響研修
ニノミヤ氏(中央)、工藤教授(左隣)、原助教授(右隣)、研修スタッフと
HICAREに招待され、広島で1ヶ月間の研修を受けたことで、初めて被爆者やその子供に対する日本政府の対応を知ることができました。
広島市民やHICARE関係者の皆様が、私を友好的に受け入れてくださったことで、広島での滞在が快適でした。
研修のはじめに平和公園を訪れ、原爆が広島に起こした悲劇に驚くとともに、広島市の核兵器廃絶と世界平和を確立しようとする取り組みに感動しました。また、原爆被爆者に対する医療サポートについて、放射線影響研究所、広島原爆障害対策協議会、広島共立病院の専門家から講義を受け、この分野に関して知識を得ることができました。これらの機関の努力が、世界に重要な役割を果たし、その成果が世界中で認められていることを実感できました。
主要な研修機関である広島大学病院で、生殖医学科と産婦人科内視鏡の研修を受け、知識を高めることができましたことを深く感謝しております。
この研修を受け今後は、私が関係する診療科で、被爆者の患者のサポートをしていきたいと考えています。